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内容紹介
しんちゃんのお家にはお湯を入れるとネコが出てくる「カップねこ」があります。
ネコが大好きな しんちゃんは早速カップねこにお湯を入れて3分待ちます。するとカップの中から手のひらサイズのげんきな野良ネコが出てきました。
出てきたネコと一緒に3分遊ぶと、ネコは小さくなって元のカップの中へ戻っていきます。
次はクロネコのカップねこにお湯を入れて・・・
おすすめポイント
カップ麺の様にカップにお湯を入れると出てくるネコのおはなしです。
なんとも不思議な設定な世界観ですが、読んでいると不思議とこの世界感に引き込まれて行きます。
最初はきちんとした手順で遊んだ しんちゃんでしたが、2つ目のカップねこからはお湯を入れてから短い時間でフタを開けたり、逆に時間をたっぷりかけてフタを開けたり、正規手順で遊ばなかったからかちょっぴり可笑しなネコがカップから現れます。
最後は正しく「カップネコ」を使用しなかったから罰が当たったのでしょうか?しんちゃんがネコに遊ばれてしまうというオチに。何事も適度が1番ですね。
「カップねこ」がもしも現実世界にあったら皆さんはどんな「カップねこ」と遊んでみたいですか？
ネコが好きな人にピッタリな1冊です。
本の情報
『カップねこ』
塚本 やすし 作・絵
出版社:ニコモ
発行:2023.5
対象年齢:3歳から
読み聞かせ時間:3分
ISBN:978-4-86774-149-8
