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内容紹介
お留守番をしていた かみなりちゃん。お父さんのように空からものを降らせてみたくて、お父さんのマネをして太鼓を叩いてみます。ですが、空から降ってくるのは豆や米、それにカメとおかしなものばかり。いつも空から降っていたのはなんでしたっけ?
かみなりちゃんが降らす、不思議な天気のおはなしです。
おすすめポイント
かみなりちゃんが「め」のつく言葉を言うのとともに太鼓を叩くと、その言ったものが降ってきます。
本当は「あめ」が正解ですが、答えをど忘れしてしまった かみなりちゃんは「まめ」や「こめ」、「かめ」など空から降るのはありえないものばかり。
子どもたちと一緒に「違うよ~」などのツッコミや「他にもこんな言葉があるよ」「こんなの降らせたら面白そう」など和気あいあいと盛り上がって読むことができます。
またイラストも かみなりちゃんが降らせたものは、雲の下に残り続けドンドン増えていきます。雲の下町の住人たちの表情や反応はとてもコミカルで見どころの1つで、物語が進むにつれ、新しく降ったものが町に増え、カラフルな色で埋め尽くされていくのでものが降った前と後で見比べても楽しいです。
物語の後半、かみなりお父さんが帰ってきて一安心かと思えば、今度は降ってくるのは「雨」ではなく「飴」。お約束ですが、しっかりと回収してくれると安心します。
子どもたちと一緒に楽しむことができる参加型のおはなしとしても楽しい絵本です。
本の情報
『そらからふるものなんだっけ?』
岩田 明子 文・絵
出版社:大日本図書
発行:2018.5
対象年齢:3歳から
読み聞かせ時間:4分
ISBN:978-4-477-03114-9
種類:物語絵本