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内容紹介
はじめて飛べた、よろこび。
木づたの中の巣で、お母さんスズメと暮らすこすずめ。今日は生まれて初めての空を飛ぶ練習をする日です。
お母さんスズメから飛ぶ姿勢や羽ばたき方を教わり、近くの石垣まで飛んでみると、こすずめは無事に飛ぶことができました。「これなら一人でもっと遠くへ飛んでいける」と嬉しくなったこすずめは、もっと遠くを目指し、どんどん飛んでいってしまいます。
ところが、飛び続けるうちに羽や頭が痛くなり、こすずめは休む場所を探します。カラスやヤマバト、フクロウなどの巣を訪ねますが、「仲間じゃないから」と中に入れてもらえません。やがてあたりも暗くなり、飛ぶこともできなくなったこすずめの前に一羽の鳥の影が現れます。
初めての冒険を通して感じた喜びや、不安や心細さのあとからやってくる優しい結末に、温かな気持ちになれるおはなしです。
おすすめポイント
堀内誠一さんが描く田園風景が美しい、こすずめのおはなしです。
初めて飛ぶことができたうれしさから、「もっとできる!」と自信いっぱいになっていく姿は、できることが増えた子どものほほえましい姿が重なります。そんなこすずめを見守るお母さんとのやりとりから、優しい家族のひとときをそっとのぞいているような温かさが感じられます。カラスやヤマバト、フクロウなど、身近な鳥たちも登場し、鳴き声や巣の違いから、親子で鳥への興味を広げるきっかけにもなる絵本です。
本の情報
『こすずめのぼうけん』
ルース・エインズワース/ 作 石井 桃子 / 訳 堀内 誠一 / 画
出版社:福音館書店
発行:1977.4
対象年齢:4歳から
読み聞かせ時間:8分
ISBN:978-4-8340-0526-4
種類:知識絵本

