『こんとあき』

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内容紹介

そばにいてくれる。それだけでうれしい旅になる。

おばあちゃんが赤ちゃんのあきのために作ったぬいぐるみのこん。こんとあきは生まれたときからずっと一緒です。あきが少しずつ大きくなるにつれ、こんは古くなり、腕がほころんでしまいました。
2人はこんの腕を直すために、一緒におばあちゃんの住むさきゅうまちまで電車に乗って向かいます。
初めての電車でのお出かけでは、お弁当を買いに行ったこんが戻ってこなくなったり、あきが初めて訪れた砂丘で見つけた足跡をたどったりと、旅の途中には思いがけない出来事もありますが、互いを思いやる気持ちがほほえましいおはなしです。

オススメポイント

子どもにとって初めてのお出かけは、わくわくする反面、不安な気持ちもつきものです。そんなあきのそばには、生まれたときからずっと一緒に過ごしてきたぬいぐるみのこんがいます。「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とやさしく声をかけるこんの言葉は、あきだけでなく、読み手の心にもゆっくりとしみこんでいくようです。光と影をやさしく描いた林明子さんのあたたかな絵は、2人の旅を穏やかに包み込み、ページをめくるたびに安心感を与えてくれます。初めてのことへ一歩踏み出す勇気や、大切な存在がそばにいてくれる心強さを、子どもも大人もあらためて感じられる一冊です。お気に入りのぬいぐるみと過ごした思い出がある方なら、きっと親子でそれぞれの気持ちを重ねながら楽しめるでしょう。

本の情報

『こんとあき』
林 明子 / 作
出版社:福音館書店
発行:1989.6
対象年齢:4歳から
読み聞かせ時間:11分
ISBN:978-4-8340-0830-2
種類:物語絵本、ロングセラー絵本

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