『11ぴきのねこ』

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内容紹介

大きな魚を捕まえて食べるため!食いしん坊な11匹のネコたち

いつもお腹を空かせた11匹のネコたち。ある日、道端に落ちていた1匹の魚を拾います。
早速11個に切り分けてみますが、なにせ11匹もいるので、それぞれの分け前がとても少なくなってしまいます。
魚を分けるのに困っていると、髭の長い爺さんネコがやってきてネコたちに言いました。「山の向こうにあるとても広い湖には怪物みたいに大きい魚がいる。勇気があるのなら行ってみなさい」と。
それを聞いた11匹は、お腹いっぱいに魚を食べるために湖へ向かっていきます。
馬場のぼるさんの描く『11ぴきのねこ』シリーズの1作目です。

おすすめポイント

食い意地を張っている11匹のネコたちのおはなしです。
本作ではこのネコたちが大きな魚を捕るために奮闘します。
最初は大きな魚を捕まえられなかったネコたちですが、何度も失敗しても決してあきらめません。そのチャレンジを続ける姿がとても素晴らしく、「がんばれ」と応援したい気持ちになります。
そして、ようやく大きな魚を捕まえたネコたちは、その魚を持ち帰る途中でも、つい魚が気になって仕方ありません。みんなで歌を歌って気を紛らわせながらも、ちらちらと魚を見てしまう様子が、とても可愛らしいです。
そして、我慢の限界になった11匹は、星空が雲に隠れた暗闇に乗じて、捕まえた魚を全部食べてしまいます。ページをめくると、暗闇が明け、大きな魚の姿が骨だけの姿で再び現れるシーンでは、驚きと笑いが広がり、ネコたちがお腹を大きくして横になっている様子は、とても微笑ましく感じられます。

本の情報

『11ぴきのねこ』
馬場 のぼる 作
出版社:こぐま社
発行:1967.4
対象年齢:4歳から
読み聞かせ時間:6.5分
ISBN:978-4-7721-0004-5
種類:物語絵本
シリーズ:『11ぴきのねこ』シリーズ

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