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内容紹介
みんなが年に1度は健康診断で測る体重。同じ年齢でも身長が高い人と低いひと、痩せている人と太っている人と1人1人体重は違います。そしてそれは人間以外の他の生き物も同じこと。
人間の普段使っている体重計では測れないほど小さな身体を持つ、身近な昆虫の体重について様々な身近な軽いものと比較しながら測って調べられた知識の絵本です。
おすすめポイント
身近でよく見る昆虫たちの体重についての知識絵本です。
作者が昆虫の体重を測ることで気になった・興味を持ったことを様々な方向から比較しており、読んでいると、とても興味深く好奇心や「もっと知りたい」などの知識欲が生まれます。
例えば「人間やイヌやネコなどは成長して身体が大きくなるにつれて体重も重くなっていきますが、昆虫の中には、幼虫から蛹、成虫へと成長するにつれ、体重が減って軽くなっていくものも多くいる。」といった豆知識のようなことまで知ることができます。
様々な昆虫同士の体重の比較から色々な興味・関心が生まれ、こういった「調べて比較する」と言うシンプルだけどとても有用な研究方法を使った、夏休みの自由研究などのテーマや方法を決める際の参考にもなります。
読んだ後は近くの公園などで虫を捕ったり自分の気になるものを採集したくなることでしょう。
本の情報
『昆虫の体重測定』
吉谷 昭憲 文・絵
出版社:福音館書店
発行:2018.6
対象年齢:小学校中学年から
ISBN:978-4-8340-8409-2
