『よるのあいだに…』

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内容紹介

夜にわたしが寝る支度をしている時、ママは仕事に出かける支度をして仕事に向かいます。
夜の町にはママの他にも仕事をしている人がたくさんいます。ビルの掃除や管理、スーパーや配送業、線路工事まで様々です。
昼の明るい時間に働く人がいれば夜の暗くなった時間にも働く人がいると教えてくれる、お仕事の絵本です。

おすすめポイント

普段は見えないので気が付きにくい、夜の仕事について描かれた絵本です。
「朝にパン屋で買い物をしたり、電車に乗って通学・通勤したりできるのは、夜みんなが寝ている間に仕事をしてくれている人たちがいるから」ということに気が付かせてくれます。
話の進み方も、働く人が移り変わりながら進んでいき「夜の人が少ない時間に配達員が荷物を運び、配達員が運んでくれるからお店は翌日、朝からお客さんに商品を売ることができる」といった仕事する人同士や人の活動にも繋がりがあると気が付かせてくれます。
読み終わったあとに仕事をしてくれている人に「ありがとう」と思わず言いたくなる絵本です。
また、最初に仕事に出かけたお母さんが働くバスが実はどのページにも隠れており、それを踏まえてもう1度読むことができるといった遊び心もあります。
2023年の課題図書にも選ばれた1冊です。

本の情報

『よるのあいだに… みんなをささえるはたらく人たち』
ポリー・フェイバー 文 / ハリエット・ホブデイ 絵 / 中井 はるの 訳
出版社:BL出版
発行:2022.10
対象年齢:小学校低学年から
読み聞かせ時間:4.5分
ISBN:978-4-7764-1067-6
種類:物語絵本

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