『かばんうりのガラゴ』

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内容紹介

カバン屋のガラゴはおそろいの靴を履いたカバンを引いて、イモムシと一緒に旅をしながらカバンを売って歩いています。彼の元へやってくるお客さんが欲しいものは「兄弟」だったり「ライオンらしく見えるカバン」だったりと多岐にわたります。
「バムとケロ」シリーズでお馴染みの島田 ゆか さんの描く面白く愉快なカバンやお客さんがたくさん登場するおはなしです。

おすすめポイント

普通のお店を構えて物を売るカバン屋さんとは違い、お店が旅をして、出会った動物に合ったカバンをあげて代わりに物を貰う物々交換方式のお店です。
旅先で出会うお客さんは全てのお客さんの欲しいものがカバンな訳ではなく「こうなりたい・こうしたい」といった願いだったりもしますが、ガラゴはカバン屋さんなのでそんな幅広い願いも持っているカバンを使って解決します。
「兄弟が欲しい」という子犬にはマトリョーシカの様にカバンの中から次々に出てくるイヌのカバンを、「ライオンに見えるようになりたい」というタテガミの薄いライオンにはライオンのタテガミのようなカバンを出してあげます。
旅をして色々なお客さんと出会い、カバンを見繕ってきた経験からでしょうか、ビックリするような不思議で楽しいカバンがたくさん登場します。
この絵本を呼んだ後、あなたや子どもたちはどんなカバンを想像しますか?
想像力がとても刺激される絵本です。
また、絵もとても素敵です。絵の中の世界ではガラゴのおはなしだけでなく、本文の無いところでも小さな生き物たちが遊んだり、生活を営んだりしています。
絵を見ながらその絵に文章を自分で考えておはなしを紡いでも面白いかもしれませんね♪

本の情報

『かばんうりのガラゴ』
島田 ゆか 作
出版社:文溪堂
発行:1997.11
対象年齢:3歳から
読み聞かせ時間:5分
ISBN:978-4-89423-200-6
種類:物語絵本

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