『ひげがながすぎるねこ』

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内容紹介

ネコの”みゃあ”はとてもヒゲの長いネコです。でも みゃあ はそんな長いヒゲが「いや」と言います。
長いヒゲはみんなに踏まれるし、おもちゃの下敷きにされるし、家族がラーメンを食べている時なんてスープに浸かるだけじゃなく、間違って口に入れられて みゃあ の方を睨んできます。
でもある日 みゃあ は近所の白ネコとのケンカが原因でヒゲが切れて短くなります。ヒゲが短くなって嬉しくなった みゃあ でしたが、なぜか少し寂しい気持ちになって・・・
“みゃあ”のヒゲが長すぎて大変な日々の生活を描いた絵本です。

おすすめポイント

自分が短所と思っていることでも、いざなくなってみると意外と大切だったと気が付くこともあります。この絵本の みゃあ も自分では嫌と思っていたヒゲでしたが、いざ無くなってみると「寂しさ」を感じ、それは自分の大切なものの1つだったと気が付きます。
そんなメッセージを みゃあ の語り口調で進む物語とイラストレーターとして活躍する作者の優しくユーモラスのある絵で楽しむことができる絵本です。
絵本を読み終わったあとに裏表紙を見ると、長すぎる みゃあ のヒゲが「ちょっといい」リボンで飾り付けられおり、とても微笑ましく感じます。

本の情報

『ひげがながすぎるねこ』
北澤 平祐 作
出版社:講談社
発行:2024.1
対象年齢:5歳から
読み聞かせ時間:3.5分
ISBN:978-4-06-534134-6

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