『みんなのいえ』

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内容紹介

吹雪の吹く冬のある日のこと。小さな町の外れにある誰からも忘れられていた家に1人の旅人がやってきました。
季節とともに一緒に暮らす人が増え、みんなで協力してより良い家に改築していきます。
「明るく楽しい家はみんなで作る」ということを感じさせてくれるおはなしです。

おすすめポイント

おはなしの初め、旅人が家を見つけ住み始めた当初は、崩壊した壁やひび割れが多く暗くて寂しい雰囲気の家ですが、物語が進み住人が増えるにつれ、みんなで家の修理や畑仕事などの家事を行うことで、家の明るさは明るくなり、壊れていた家もドンドンきれいになっていきます。
その様子は数ページおきに見える家の断面図でとても分かりやすく伝わり、最後にはたくさんの人々が同じ家で和気あいあいと暮らす様子からは、とても幸せなそうで最初の家の様子など雰囲気を感じられないほどです。
普段暮らしている中では感じづらい「家はみんなで作る」という当たり前だけど気が付きにくい・忘れてしまうことに気が付かせてくれます。
絵本を読みながら「どこがきれいになったか」「自分ならどんな部屋を作るか」など尋ねて一緒におはなしを楽しむこともできます。
ネズミの家族も少しづつ増えていくところも可愛らしく、おすすめポイントの1つです。

本の情報

『みんなのいえ』
たしろ ちさと 作
出版社:文溪堂
発行:2023.12
対象年齢:3歳から
読み聞かせ時間:5.5分
ISBN:978-4-7999-0505-0
種類:物語絵本

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