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内容紹介
「おたからパン」というパン屋さんの作るパンはあまりの美味しさに、食べた人はみんな思わず歌ってしまうほどです。
ある日ひとりの男が「おたから」の名前からパン屋の中にはたくさんの「宝」があるに違いないと考えます。夜になって男はお店に泥棒に入りますが、「おたから」が見つけられず、逆に店の親方に見つかってしまいます。
そして親方は「おたからが欲しければ泥棒をやめてお店で働けばいつかは手に入る」と言って・・・
おすすめポイント
『もったいないばあさん』シリーズでも人気の真珠 まりこ さんの描く優しくほんわかとするイラストで描かれる、美味しくて大人気のパン屋「おたからパン」に泥棒に入った男が「おたから」を見つけるおはなしです。
「おたから」を泥棒するために店に入った男でしたが、店主の親方に見つかって万事休す!と思いきや働けば「おたから」を手に入れられるとのこと。
その言葉に動かされて一生懸命に働き、パンを作るなかで男はパン作りをマスターしていきます。
やがて「おたから」を手に入れた男が新しい道を進むシーンやラストのオチがとても優しく、心が温かくなります。
作中登場するパンもとても美味しそうで、特に表紙に”ドン!”と大きく描かれた おたからパンは見るからに柔らかくフワフワに見え、なんとも美味しそうです。
作中のお客さんが歌を歌うシーンや親方や泥棒がパンをつくるシーンでは、自分や子どもたちが歌いやすいように、リズムに乗って一緒に読むのも楽しいです。
泥棒が「おたからパン」で働き、パンを作るうちに手に入れた「おたから」とは何か。
是非、読んでその答えを子どもたちと一緒に見つけてください!
本の情報
『おたからパン』
真珠 まりこ 作・絵
出版社:ひさかたチャイルド
発行:2016.7
対象年齢:4歳から
読み聞かせ時間:7分
ISBN:978-4-86549-075-6
種類:物語絵本