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内容紹介
100匹?1000匹?1兆匹?!おじいさんとネコの大行進。あなたのお気に入りはどのネコ?
年を取ったおじいさんとおばあさんは、寂しい気持ちで暮らしていました。
ある日、「ネコが1匹でもいれば」とおばあさんが言うと、おじいさんはネコを探しに出かけます。
長い道のりを歩き、丘や谷を越えて、たどり着いた先にはどこもかしこもネコだらけ。
おじいさんは早速、家に迎えるネコを探し始めますが、どのネコも可愛くて、とうとうそこにいるネコ、全員を連れて帰ることにして・・・
ワンダ・ガアグの描くロングセラーネコ絵本です。
おすすめポイント
おじいさんの、どのネコも可愛く見えてしまう気持ち、すごく分かります。
選びきれなかったおじいさんは、ついにすべてのネコを連れて帰りますが、なんと連れて帰ったネコたちは大ゲンカ、そして物語は思わぬ展開に・・・
どうなってしまうのでしょうか。
物語は最初、とてもゆったりとした昔話のような落ち着いたペースで進み、子どもたちの好きな繰り返しの言葉や動作が多く、楽しんでおはなしの中へ入っていけます。
しかし、ネコたちを連れて帰る場面から、今までの穏やかな雰囲気から一遍。
ネコ同士のケンカなど、思わずドキドキしてしまう展開が続きます。
ケンカが始まってからの、まさかの展開の連続には目が離せません。
物語の最後はちゃんとハッピーエンドで、読んだ後に「ホッ」と優しい気持ちで読み終えることができるので、ちょっぴり怖がりな子も安心して読んでみてください。
本の情報
『100まんびきのねこ』
ワンダ・ガアグ 文・絵 / いしい ももこ 訳
出版社:福音館書店
発行:1961.1
対象年齢:3歳から
読み聞かせ時間:10.5分
ISBN:978-4-8340-0002-3
種類:物語絵本