『ワニのライルがやってきた』

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内容紹介

東88番通りの空き家からは「シュッ、シュッ、バシャン、バシャン・・・」と不思議な音が聞こえてきます。
ある日、その空き家にプリムさんという3人家族が引っ越してきました。引っ越し屋さんが荷物を全て運び入れ終わり、奥さんがお昼ごはんの準備に取り掛かろうとすると、お風呂場の方から「シュッ、シュッ、バシャン、バシャン・・・」とあの不思議な音が聞こえてきます。
奥さんがお風呂場の扉を開けてみると、そこには大きなワニがいて・・・
皆に愛される可愛くて気が利き、芸もできる人気者のワニのおはなしです。

おすすめポイント

ボール遊びから逆立ち、フラフープからご飯の準備やベッドメイクなど家事まで、何でもこなす人気者のワニのおはなしです。引っ越し先の家にいたワニに初めはびっくりして戸惑っていたプリムさん一家でしたが、いざワニと一緒の生活が始まってみると、みるみるうちに打ち解け、仲良くなっていきます。
ワニのライルもとても人当たりがよく、よく家の事を手伝ってくれるので、プリムさん一家との関係も良好です。
また、家族だけでなく町に出てもその持ち前の人(ワニ)の良さで街の日とも魅了し、みんな町でライルを見かけるとおしゃべりをしたいと思います。
しかし、物語の中盤から後半に、ライルの元々の飼い主がライルを返してほしいと言ってきて・・・
読み進めるにつれ、ワニのライルの魅力に引き込まれて行き「こんなワニなら家で飼ってみたい」「一緒に遊んでみたい」と思わせてくれます。絵本ですが文章量は多いので、絵本から読み物への移行期間にも最適で、文字を自分で読む練習に使うこともできる絵本です。

本の情報

『ワニのライルがやってきた』
バーナード・ウェーバー 作 / 小杉 佐恵子 訳
出版社:大日本図書
対象年齢:小学生~ 
ISBN:978-4-477-16281-2

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