『ポインセチアは まほうの花』

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内容紹介

今日はクリスマスイブです。みんなクリスマスを楽しみにしていましたが、メキシコに住む女の子のフアニータは暗い気持ちでいっぱいでした。今年はお父さんの仕事がなくなってしまい、お金が無くてお菓子やおもちゃを買えなくなってしまったからです。
フアニータが悲しんでいてもクリスマス当日は近づいてきます。毎年のクリスマスの様に教会まで足を運ぶフアニータでしたが、イエスさまへ捧げるロウソクすら買うお金すらなく、入り口で立ち止まってしまいます。
そんなとき、どこからか優しい声が聞こえてきて・・・
クリスマスに起きたメキシコの美しいおはなしです。

おすすめポイント

普段触れることの少ない、メキシコの色々な風習やクリスマス文化に触れることのできるおはなしです。
日本ではあまり馴染みのないピニャータ(プレゼントやお菓子の入ったくす玉のようなもの)やポサダ(クリスマス前の9日間のお祝い)といったメキシコの文化や、クリスマスの過ごし方を見ることができ、なぜポインセチアの花がクリスマスの花として有名なのかも知ることができます。
絵も落ち着いた色合いで美しく、読み終わったあとは静かにじんわりと心に沁み込んでくるような優しいおはなしです。
巻末には『ちいさな あかちゃん』の歌詞・楽譜もついています。

本の情報

『ポインセチアはまほうの花』
ジョアンヌ・オッペンハイム 文 / ファビアン・ネグリン 絵 / 宇野 和美 訳
出版社:光村教育図書
発行:2010.9
対象年齢:小学生低学年から
読み聞かせ時間:9.5分
ISBN:978-4-89572-816-4
種類:物語絵本・クリスマス絵本・楽譜付き

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