ちいさなしまの だいもんだい
昔あるところにヒツジやウマ、ブタ、アヒル、ガチョウなど色々な種類の動物たちが一緒に暮らす"どうぶつむら"がありました。ある日ガチョウとアヒルの住む、村のはずれの小さな島に住んでいたガチョウたちは「いつもヒツジやブタたちは、僕たちの島に入ってきては美味しい果物を全部持って行ってしまう」「いつか僕たちはこの島から追い出されてしまうのではないか?」と会議を開き、アヒルたちの反対を押し切って島に架かる唯一の橋を外して他の動物たちとの交流を断ってしまいました。果たしてガチョウたちの生活はどう変わっていくのでしょうか?
不満や思いやりの足りなさから起きるすれ違いと協力して生活することの大切さについて知れる絵本です。