ステラとカモメとプラスチック

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内容紹介

海の近くのマンションでおばあちゃんと一緒に暮らしているステラにはミューというカモメの友達がいました。ステラはミューが遊びに来るときに持ってくる、キレイな貝殻などに毎日ワクワクしていましたが、近ごろ持ってきてくれる物はストローやお菓子の袋などプラスチックの物ばかり。そんなある日、ミューが遊びに来ないことを心配したステラが浜辺に出かけてみると、そこにはプラスチックを飲み込んでしまい元気のないミューがいました。ミューのためにステラは自分は何ができるのか考えて、行動をはじめます。世界のゴミ問題について考えさせられる環境絵本です。

おすすめポイント

景色や登場人物の色や表情がステラの心とリンクしているため子どももステラに感情移入しやすく、ゴミ問題について深く考えるキッカケになります。
ただゴミを拾うだけでなく、他にも浜辺のゴミをどうにかしたいと考える人たちがいることに気が付き、”海辺のお掃除パーティ”を考え、みんなを巻き込んで楽しくお掃除パーティを行うところは、子どもが持つ自由な発想と、自分にできる範囲の事を楽しく取り組む天才だと感じさせられます。世界各国で実際に起きている問題について理解しやすく書かれ、「自分たちは何ができるのか」考えさせられる今の時代・環境だからこそ読んでもらいたい絵本です。

本の情報

『ステラとカモメとプラスチック』
ジョージナ・スティーブンス 作 / イジー・バートン 絵 / 伊藤 伸子 訳
出版社:岩崎書店
対象年齢:3歳~
ISBN:978-4-265-85175-1

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