『かっぱのすもう』

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内容紹介

むかしあるところに、畑でキュウリを育てているおじいさんがいました。おじいさんの住む村では近ごろ畑荒らしが多発しており、遂におじいさんのキュウリ畑も荒らされてしまいました。
そんなある夜、おじいさんが家で寝ようとしているとどこからかガヤガヤと話し声が聞こえてきます。話し声の方へ行ってみると、森の空き地でカッパたちが相撲を取っています。どうやら畑を荒らしていたのもこのカッパたちのようです。
暫く木の陰からカッパたちを覗いていたおじいさんでしたが、次第に面白くなり遂に声を出してしまいカッパたちに見つかってしまいます。そしてカッパたちに誘われておじいさんも相撲を取ることになり・・・

おすすめポイント

日本の昔話ではお馴染みのカッパの登場する昔話絵本です。
昔話の独特なテンポの言い回しや繰り返し言葉で、昔話に馴染みのない子どもたちも面白おかしく読むことができます。
また体力でカッパに劣り、相撲で勝てなかったおじいさんが知識と知恵で乗り越え、カッパたちに勝利する姿はまさに「あっぱれ!」の一言でついつい応援したくなります。
終わりやオチもハッピーエンドの為、安心して読むことができます。
初めての昔話絵本にもおすすめの1冊です。

本の情報

『かっぱのすもう』
小沢 正 文 / 太田 大八 画
出版社:教育画劇
対象年齢:3歳~
ISBN:978-4-7746-0567-8

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