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内容紹介
森の中の編み物やさんのあむあむさんの所へ、くまさんが白いセーターを持ってきて言いました。
「この白いセーターのサイズが小さくなってもう着れないから、誰かにあげてね」
くまさんから貰ったセーターをあむあむさんは毛糸にほどいて、2本の棒であむあむあむあむ・・・
お店に遊びに来ていた動物の子どもたち用に次から次に耳カバーやしっぽカバーに編みなおしていきます。子どもたちはあむあむさんの編んでくれた編み物に大喜び、身に着けてくまさんの家に遊びに行くと・・・読むと編み物がしたくなる、冬のおはなしです。
おすすめポイント
編み物屋のヒツジ、あむあむさんのおはなしです。くまさんが持ってきたセーターが色々な編み物に変わっていくところは「物を大切にすること」の大切さを教えてくれます。
新しく編んでもらった編み物を着て、寒い雪の中、大喜びして遊ぶ子どもたちの姿は、見ていてとても微笑ましいです。
子どもたちの編み物用に染め直した毛糸が2転3転と次々に新しい姿に編みなおされていくたび、編み物がカラフルになっていくシーンからは、物の歴史や使われていた時間を感じることができます。
「リサイクル」や「リメイク」など、SDGsの絵本としても使える絵本です。
本の情報
『おしえて!あむあむさん』
間部 香代 作 / 浅野 みどり 絵
出版社:世界文化社
対象年齢:3歳~
ISBN:978-4-418-23846-0
読み聞かせ時間:4分