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内容紹介
あるところに大きなスーツケースを持った「見知らぬ生き物」がやってきました。動物たちはその大きなスーツケースの中身が気になり見知らぬ生き物に中に何が入っているのか聞くと「カップが1つ、それにイスに机、木の家が入っている」と言います。
その話を聞いた3匹の動物たちはスーツケースの中身が非常に気になってしまい、旅に疲れて眠ってしまった見知らぬ生き物の隣でスーツケースを無理やり開けてスーツケースと中に入っていたカップを壊してしまいます。見知らぬ生き物の持ち物を壊してしまった3匹は、彼が起きる前にカップを直し始めます、そして・・・
おすすめポイント
お話は絵の登場人物の上に各々が話している言葉がその動物の身体の色と同じ文字で書かれているため、誰が話しているか視覚的にもわかり、絵本を読みなれていない子どもでも読みやすい絵本です。
スーツケースの中身や見知らぬ生き物が持っていた所持物など、物語の進行と共に予想・想像する場面も多く、想像力も広がります。
また「他の人の持ち物の中身が気になる」など、子どもなら誰しも持ち得る感情や、「他の人の持ち物を壊してしまったあとどうするべきか」を考えること・親子で話すキッカケにもなります。
やってしまったことからどうすればよいのか考え、それにどう応えるのか?登場人物たちの優しさに触れ、心が温まる絵本です。
📚本の情報
『スーツケース』
クリス・ネイラー・バレステロス 作 / 久保 美代子 訳
出版社:化学同人
対象年齢:6歳~
ISBN:978-4-7598-2230-4
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