『やまなし』

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内容紹介

2匹のカニの兄弟が川の中でプカプカと泡を吐きながら「クラムボン」について話しています。
話した言葉が泡となり、その泡と共に川の様子も大きな魚が泳いだり、山梨が流れてきたりと少しづつ様子が変わっていって・・・
「クラムボンが笑ったよ」でお馴染み宮沢賢治の有名作品を英語訳とともに美しい絵で見ることができる絵本です。
原点の漢字の読み使いなどはそのままに現代の言葉で読みやすくされた絵本

おすすめポイント

皆さんご存じの宮沢賢治著の『やまなし』の絵本です。お父さんやお母さんたちも学校の教科書で読んだことがあるのではないでしょうか？
原作の『やまなし』の漢字とひらがなの表記の仕方や読み方はそのままに、現代の言葉で読みやすく書かれている絵本です。
2匹のカニの会話からは、川の中に広がる世界の独特な見え方や捉え方、初めて聞く「クラムボン」という言葉(固有名詞なのでしょうか?)など、とても不思議ですがグングン吸い込まれていくように魅力的な世界観が広げられていきます。
水面から入り込む光に照らされ、幻想的にも感じられる風景を子どもでも分かりやすく視覚的に見ることができ、宮沢賢治の描く世界観の想像をする手助けをしてくれます。
また、この絵本は日本語の文章とともに英語の訳文も掲載されているため、英語の勉強や読み聞かせにも使うことができます。
ぜひ宮沢賢治の美しい絵の世界に触れてみてください。