せかいいちおいしいスープ

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内容紹介

戦争が終わり、帰宅途中の3人の兵隊さん。1週間も何も食べていなかったのでお腹がとても空き、トボトボ歩いて帰っていました。帰り道の途中で通りかかった村で、村人に食べ物を分けてもらおうとお願いしますが、村人は自分の食糧を減らしたくなかったので分けてくれません。
そこで兵隊さんは村人たちに石のスープを作ると言って石と大きな鍋を持ってきてもらい・・・
とても愉快で心温まる民話のおはなしです。

おすすめポイント

フランスの民話を基にした民話絵本です。
食べ物を分けてもらいたい兵隊さんは、村人たちに見られながら”石のスープ”という不思議な料理を作りはじめます。
最初は名前しか知らない料理に興味が出て、料理の様子を見に来ていただけの村人たちでしたが、次第に「こうすればもっと美味しくなる」と料理に参加するようになり、村人たちは知らず知らずのうちに自ら食べ物を持ってきてドンドン積極的に料理に参加していきます。
最終的にみんなで美味しいスープを作り上げ、兵隊さんと村人たちが仲良くスープを食べるシーンでは「一緒にご飯を作って食べる楽しさ」や「幸福感」を感じることができ、心がじんわりと温かくなります。
おはなしの内容が理解できる年長から小学生の子どもに特におすすめの絵本です。

本の情報

『せかいいちおいしいスープ』
マーシャ・ブラウン 作・絵 / こみや ゆう 訳
出版社:岩波書店
対象年齢:3歳~
ISBN:978-4-00-111217-7


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