『ジンベエザメのはこびかた』

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内容紹介

世界最大のサメ「ジンベエザメ」は大きいもので、全長が12メートルを超えるそうです。最近では飼育している水族館も増え、見られる場所も機会も増えました。しかしそんなに大きいサメを一体どうやって水族館まで運び、みんなに見てもらえるように整えるのでしょうか?
水族館で働く人から獣医、運送会社や工事会社など様々な職種の人たちが力を合わせて行う水族館のお仕事絵本です。

おすすめポイント

この絵本の舞台は大阪に実際にある水族館です。ジンベイザメ程の大きな魚を移動させるにはクレーン車で魚を持ち上げなくてはならなかったり、この日のためにジンベイザメに移動の練習を2週間もかけて行ったりと「ジンベイザメを運ぶ」という仕事がいかに大変かわかります。
写真や運搬作業中は作業の進捗状況がイラストで見られたりと、視覚的にもわかりやすく描かれており、普段外側からは見ることができない部分を見ることができます。また、普段から何に気を付けてどんな風に魚を育てているのかも知ることができます。
読むとより水族館が好きになれる絵本です。

本の情報

『ジンベエザメのはこびかた』
松橋 利光 写真 / 高岡 昌江 文 / 宮野 耕治 絵
出版社:ほるぷ出版
対象年齢:小学生中学年~
ISBN:978-4-593-58305-8

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